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2021/06/28

再生療法の適応症について

今回は再生療法の適応症について話します。
歯周病が進行すると色んなタイプの骨の吸収をしてきます。
残念ながら全てのケースで再生療法が成功するわけではありません。
適応症をきっちりと診断し適切に実施することで初めて十分な再生する結果が得られます。
<再生療法の適応症>
➀プロファイル
プラークコントロール良好
治療に協力的な患者さん
非喫煙者、全身的に健康であること
次に専門的な骨欠損の分類も重要です。
➁骨欠損の選択
・垂直性の欠損
3壁性・深さ3mm以上・角度25度以下の欠損
・1~2度の根分岐部病変
自分の歯が再生治療可能かは歯科医院でレントゲンやCT画像を撮影しなければわかりません。
上記が当てはまる症例のみ、再生治療が可能です。
骨欠損の分類は難しいですが図を参考にしてください。
歯周治療って面白い! 小野善弘ら 医歯薬出版より抜粋
副院長 歯科医師 大島 光慶