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2021/02/26

コンポジットレジンという治療の選択肢 ➁2級窩洞

MIという概念はご存じでしょうか?
MIとはMinimal Intervention (最小の侵襲) 簡単にいうと 必要以上に削らない治療の事です。
コンポジットレジン治療はMIに準じた治療になっています。
1枚目の写真をみて頂くと 隣接面のむし歯の場合、基本的にはインレー修復といって保険治療の場合、銀歯となります。
2枚目の写真は銀歯による治療をした写真です。
白い材料の場合はセラミック治療になります。
インレー修復の治療は隣接面のむし歯を治療するために噛む面も一部、覆わなくはなりません。
インレー修復は安定した治療ではありますがコンポジットレジンよりも削りすぎてしますデメリットがあります。
コンポジットレジンは隣接面のむし歯だけアプローチするため、削る量を最小限にできます。
3枚目の写真は自費治療のコンポジットレジン治療で行わせて頂きました。
審美的にもよく、削る量も少ないため、最近希望する患者さんが増えています。
当院では自費治療のコンポジットレジンで対応しております。(1歯 1万5千円~)
むし歯の治療する場合にも治療の選択肢がたくさんあるということを知って欲しいと思います。
副院長 大島 光慶