MEDICAL
診療案内
- 一般歯科
一般歯科とは、むし歯や歯周病の治療を行う分野で、多くの歯科医院で行われている治療のほとんどは一般歯科に当たります。
むし歯の治療は、むし歯の大きさに応じて、削ってから詰め物や被せ物をします。以前は詰め物や被せ物には銀歯が多く使われていましたが銀歯は審美性が悪く、アレルギーを起こす可能性を指摘されており、現在ではあまり使用されなくなってきております。
近年では、レジンとセラミックを混ぜたハイブリッドレジンという素材が保険適応となりました。強度をもち審美的にもよいジルコニアや、さらに自然な歯のような仕上がりになるセラミックなどの素材はまだ保険適応外になりますが、歯の状態やご要望に合わせて様々な選択が可能です。
- 入れ歯
入れ歯は、歯を失った時に補うための人工の歯のことです。全く歯が残っていない人用の『総入れ歯』と、何本か歯が残っている人が使う『部分入れ歯』に分けられます。
総入れ歯は人工の歯と口の中の粘膜の上に乗せる義歯床から構成されており、義歯床はプラスチック製のものが保険適応となっていますが、保険適応外の強度があり異物感を少なくした金属製の義歯床を選ぶこともできます。
部分入れ歯は、残っている歯にクラスプという金属のバネを引っ掛けた入れ歯です。金属の部分が見えてしまうため、見た目が気になる場合は『ノンクラスプ義歯』という金属を使用しない部分入れ歯を選ぶこともできます。
- 小児歯科
小児歯科は、0歳～15歳くらいまでの子どもさんの乳歯や生えてきたばかりの永久歯のむし歯治療やむし歯予防などを中心に行います。しかし、子どもの歯の成長でむし歯と同じくらい重要になるのが『歯並び』や『噛み合わせ』です。
『歯並び』や『噛み合わせ』の異常は、むし歯のリスクを増加させたり、子どもの顎の成長を妨げる恐れがあります。歯並びの矯正は大人になり骨格が完成してから行うと治療期間・費用がかかることが多く、子どものうちから治療を行うことで成長に合わせて噛み合わせを治療することが可能です。
当院では小児矯正を行っておりますので、お子さまの歯並びが気になられるという方は、お気軽にご相談ください。
- 口腔外科
口腔外科は、口腔内の粘膜や舌・唇・顎の骨まで口腔内や口腔外の広い範囲の治療を行います。最も代表的なのは、親知らずの抜歯や顎関節症の治療などです。その他、歯根にできた膿を取り除く歯根端切除や、舌や唇の異常・頬小帯の手術、口内炎や口腔がんの治療も行います。
口腔外科の治療の中には、一般のクリニックで行えるものもありますが、治療内容によっては高度な設備や入院設備が必要となる場合もあります。当院では治療内容に応じて、提携の総合病院をご紹介致しますのでご安心ください。
- インプラント
インプラントとは、歯が欠損した時に人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取りつける治療法です。自費診療であるため治療費が高額になってしまいますが、入れ歯と比べると、強く・耐久年数が長いというメリットがあります。また、ご自身の歯と相違ない見た目であるため、外観を気にする必要がありません。
しかし、インプラント治療では、人工歯根を埋め込むための十分な骨が確保できないと治療が難しい場合があります。このような例では、上顎では「サイナスリフト」や「ソケットリフト」という方法や特殊な素材により骨を増やすGBR(骨造成)法を利用して治療を行います。いずれも切開を伴う外科手術ですが、当院で対応して治療しています。
- 歯周外科
歯周外科では、基本的な歯周病治療では治癒が難しい重度の歯周病の患者さんに対して、外科的に歯周病治療を行います。
歯周外科治療には、歯肉弁根尖側移動術やフラップ手術に代表されるように歯周ポケットの除去を目的に治す手術がありますが、近年では歯周組織を再生する方法が注目されています。エムドゲインやリグロスによる歯周組織再生療法では、歯周病により破壊された歯を支える骨や膜の再生を促す治療を行います。結合組織移植や遊離歯肉移植では、歯周病により下がってしまった歯ぐきに上顎から採取した組織を移植し再生する治療を行っています。
- 審美治療
審美治療とは、むし歯などを治療する一般歯科とは異なり、歯の見た目を美しくするための治療です。当院では、ホームホワイトニング・セラミック・ラミネートベニアを行っています。
ホームホワイトニングは、専用のマウスピースを使用し自宅で自分で歯に塗る方法です。歯科に通う必要がなく時間がない人でも行いやすい治療法です。
セラミックによる治療では、被せ物としてセラミックを用いることで歯の色や形を整えることが可能です。耐久性にも優れているため、長期間変わらない白い歯を手に入れることができます。
ラミネートべニアは歯の表面を削り、薄いセラミックを歯に貼り付ける治療法です。
- 矯正歯科
矯正歯科は、歯並びや噛み合わせの異常をキレイにするための治療を行います。
マウスピースによる矯正では、樹脂などで作られた透明のマウスピースを装着し少しずつ歯並びを改善します。従来の矯正(ブラケット矯正)のように見た目のワイヤーが気にならず、着脱がしやすいため歯磨きも簡単です。
エクストルージョン法は、部分矯正の一種とも言われている方法で、むし歯や怪我などで歯の一部を欠損し抜歯が必要と言われた場合でも、健康な歯根や歯肉が残っていれば、その歯根にバネのような器具を取り付け、引っ張り出すことでご自身の歯根を活かした治療を行うことができます。
