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2019/10/31

インプラントコラム #5インプラントの構造

インプラントは、3つのパーツに分かれています。
人工歯根(インプラント)・人工歯(上部構造)、およびこれらを連結するアバットメントで構成されています。
人工歯根(インプラント)はチタン製です。
チタンは骨と結合すること(オッセオインテグレーション)により、高い咀嚼機能と安定性が得られます。
治療部位(前歯か奥歯)や骨の状態などにより適切なインプラントが使用されます。
人工歯にはいくつか種類があり、審美性(見た目)・強度・費用などで違いがあります。
人工歯に適した材質は、治療する部位(前歯か奥歯)や患者さんの咬み合わせによって選択します。
一般的に第一選択は審美的に強度も有しているジルコニアを選択することが多いです。
アバットメントは人工歯と人工歯根をつなぐ支台(しだい)のことです。
インプラントとアバットメントの連結がインプラントの長期的な安定につながり、治療成績に大きく影響します。

画像出典 公共社団法人日本口腔インプラント学会