BLOG

ブログ

2020/03/31

抜歯を回避する方法 その1 ラバーダム下での歯内療法

前回、抜歯を回避する方法についてイントロしましたが
まず歯内療法について説明いたします
歯内療法とはいわゆる根の治療の事です。
根が感染している場合でも、適切な根の治療を施す事で痛みが消えることが多くあります。
何故、痛みが取れない場合と取れる場合に分かれているのでしょうか? 根の治療をする上で最低限の原則としてラバーダム処置が必須です
東京医科歯科 歯内療法学 須田教授は
無菌的処置原則が守られていない根管拡大は形成は感染経路を拡大しているに過ぎないと報告しています
無菌的処置原則とはラバーダムの使用して根の治療を行うことを示しています
ラバーダムの使用していない根管治療は成功率が著しく下がります
言い換えれば何度も痛みが取れない根の治療でもラバーダムを使用することで成功率が上がる可能性があります
適切な根の治療を行うことで抜歯を回避して欲しいと思います
当院の根の治療に関しては他のコラムでまとめてますのでご参照下さい
副院長 大島 光慶