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2023/02/06
AAEの診断基準
当院では根の治療に関連する疾患の場合にはきちんと原因を特定し、しっかり精査を行ってから治療を行っています。
私はAAE(アメリカ歯内療法学会)に所属しているため、診査・診断はAAEの診断基準に従って診断しています。
現在は臨床症状によって歯髄と根尖性歯周組織をそれぞれ診断してから治療を行います。
そのため、初診で痛みが酷い症状があってもきちんと診断するまでは治療に入れませんのでご了承下さい。
特に歯髄炎は原因歯の特定が難しく、きちんと精査しなければ適切な治療が行えません。
現在AAEの歯内療法の診断基準は以下の通りです。
一般の方には難しい内容になりますが、当院では以下の病名をそれぞれ診断をつけてから治療を行っています。
Pulpal diagnosis(歯髄診断)
1.Previously treated
2.Previously initiated therapy
3.Pulp necrosis
4.Symtomatic irreversible pulpitis
5.Normal pulp
6.Asymtomatic irreversible pulpitis
7.Reversible pulpitis
Periapical diagnosis(根尖性歯周組織の診断)
1.Normal apical tissues
2.Asymtomatic apical periodontitis
3.Chronic apical abscess
4.Symtomatic apical periodontitis
5.Acute apical abscess
副院長 歯科医師 大島光慶