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2022/09/05
APFで歯を残しましょう
臨床では歯を残す条件が厳しい症例にたくさん遭遇します。
たとえば写真にあるような被せ物を入れるために必要な歯がない歯でも、
APFを行うと歯を綺麗に残すことができます。
APFなどの保存的な治療が介入できない場合、抜歯か予後の悪い被せ物を入れる形になります。
APFは歯肉のラインを根尖側(根の方向)へ移動させる手術です。
結果的に十分な歯の厚みを獲得することでき、歯周ポケットも著しく少なくなります。
APF Apically positioning flap 歯肉弁根尖側移動術
利点:抜歯せず歯を残すことができます 歯周ポケットが著しく少なくなります。 被せ物に必要な歯の厚みを獲得できます。
欠点:生活歯に応用するのは向いていません。 治癒期間を十分待つ必要があります。(通常は6か月)
自費治療 1歯 3万3千円(税込み)
副院長 歯科医師 大島 光慶