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歯周病は病変の進行に伴い、周囲の支える支持骨を失っていくと同時に歯肉も失っていきます。
以前のコラムで骨を回復させる治療と適応症について解説してきました。
今回は歯肉をフォーカスにして説明していきます。
歯周外科治療は失った歯肉を回復させる治療があります。
代表的な手術はFGGとCTGです。
症例を通じて解説していきます。
同じ患者さんのFGG治療前後を提示します。
一見、同じ人の口の中とは思えないでしょう。
FGGは5.5万円で自費治療で行っています。
メリット：付着歯肉を増やすことができます。
デメリット：手術部位が２か所必要で外科治療が必要になります。
歯周外科治療を適切に行うことで劇的に口腔環境を変えることができます。
どのように治療することで回復するのか　次回から順次、解説していきます。
副院長　歯科医師　大島　光慶