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2022/03/22

顎関節症の分類と治療

顎関節症は顎関節周囲の痛み、口が開かない(開口障害)、関節雑音(click音)の主に3つの症状を呈する疾患のことを言います。
原因は様々あり、原因の特定することが一番大切でありますが症状によって治療のアプローチ方法が異なります。
ご自身がどのタイプに該当するか 参考にして頂ければと思います。
1型 咀嚼筋痛 急性時には痛み止め マウスピース治療が適応になります。
2型 関節靱帯痛 1型と同様、マウスピース治療が適応です。
3型 関節円板 復位性をaタイプ 非復位性をbタイプ
a型 復位性 痛みがない場合、治療の対象となりません。痛みがある場合には前方位型スプリント治療の適応になります。
b型 非復位性 早急な対応が必要なります。当院では早期の場合、マニュピレーションを行っています。
4型 骨変形タイプ 症状が強い場合、根本的な解決は難しく対症療法となります。
5型 上記タイプの混合タイプです。
副院長 歯科医師 大島光慶